Right now idk if its good or not but i know it is a long story. ブログを報告する. 映画「火車helpless宮部みゆき 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。火車helpless宮部みゆき のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。 石田直澄(いしだなおずみ) 東京の高層マンションの部屋を購入しようとしていた中年の男。ある事情から警察から逃亡生活をする。 八代祐司(やしろゆうじ) 東京の高層マンションから転落死した若い男だが、事件と大きな関わりがある。 宝井綾子(たからいあやこ) 若いシングルマザー。赤ん坊は宝井一家が手伝って面倒を見ている。事件の秘密を隠している。 吉田達夫(よしだたつお) 高層マンションで転落死が起きて駆け … 借金取りが倉田家の財産を目当てに取立を開始したため倉田康司と離婚する。, <1988年4月> 栗坂和也(くりさかかずや) 俊介の妻・千鶴子の親戚。銀行員。 更には栗坂が「関根彰子」だと信じていた女性は既にこの世にはおらずに、別の誰かが彼女になりすましている疑惑までが浮上してきました。, 本物の関根彰子が以前から利用していた下着の通販会社「ローズライン」の大阪の本社ビルに辿り着いた本間は、彼女の個人情報がある女性従業員によって持ち出されていたことに気が付きました。 火車 HELPLESSの紹介:2012年製作の韓国映画。山本周五郎賞を受賞した宮部みゆきのミステリー『火車』の映画化。結婚を一ヶ月後に控えた獣医師のムンホは、両親へ挨拶するため婚約者のソニョンとともに車で移動していた。だが途中で立ち寄ったサービスエリアで、ムンホは車中からソニョンが消え去ったことに気づく…。, チャン・ムンホ(イ・ソンギュン)、カン・ソニョン(キム・ミニ)、キム・ジョングン元刑事(チョ・ソンハ)、ハンナ(ソン・ハユン)、イ・ヒョンスク刑事(チェ・ドクムン)、ノ・スンジュ(イ・ヒジュン), DVD > 外国のドラマ映画アメイジングD.C.イ・ソンギュン(出演),キム・ミニ(出演),チョ・ソンハ(出演),ピョン・ヨンジュ(監督), ①動物病院を経営する男性ムンホの婚約者ソニョンが高速道路のサービスエリアで忽然と姿を消す。ソニョンを探したムンホは、ソニョンが別人だと知る。破産宣告を受けクレジットカードが作れないことを、女性は知らずにいた。 著者:宮部みゆき 2001年6月に集英社から出版R.P.G.の主要登場人物武上悦郎(たけがみえつろう) 主人公。警視庁捜査一課の四係に所属する。公文書の制作や情報管理が専門。石津ちか子(いしづちかこ) 本庁の放火捜査班から所轄に異動したばか... 「昨日がなければ明日もない」 のあらすじを起承転結で短く簡潔に解説!ストーリーのネタバレ注意!→私立探偵を営む杉村三郎は、金持ちの竹中家の一角を間借りして自宅兼事務所としています。依頼は人づての紹介か広告を見て尋ねてくるというパターンがほとんどですが、それだけでは収入が足りない為、オフィス蛎殻と…, 「英雄の書 上巻」 のあらすじを起承転結で短く簡潔に解説!ストーリーのネタバレ注意!→小学5年生の有理子は仲の良い家族と共に平和に生活していました。兄の大樹は出来が良く頼りになり、同級生とも仲良く過ごせておりなんの不自由もありませんでした。しかしある日、兄が同級生を刺して行方をくらます…, ライ麦畑でつかまえて(J.D.サリンジャー)の1分でわかるあらすじ&結末までのネタバレと感想. 関根彰子(せきねしょうこ) 和也の婚約者。事務機問屋に勤務。 謎めいたヒロインの新城喬子が、自分自身の過去を消し去り他の誰かになろうとするシーンが印象的でした。 彰子の本籍地である栃木県宇都宮市にまで足を運んでみましたが、彼女の母親は2年前に亡くなっています。 なぜ喬子は見ず知らずの女性の命を奪ってまで自分の過去を隠そうとしたのか。 ol、法律事務所 、東京ガス集金課勤務 の後、小説家になる。 1987年、「我らが隣人の犯罪」でデビューする。 このミステリーがすごい!ベスト・オブ・ベスト国内編第1位、東西ミステリーベスト100国内編第5位の傑作ミステリー『火車』(宮部みゆき)のネタバレ感想です。 交際相手の片瀬の協力を経て戸籍の乗っ取り候補を探すために、顧客の個人情報を入手する。, <1989年11月19日> Its going to take me year to convert in to hiragana and transfer to quizlet and my notebook. 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。, 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。, 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 映画「火車helpless宮部みゆき 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。火車helpless宮部みゆき のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。 木村こずえ(きむらこずえ) フリーター。, 勤務中に怪我を追って休職している刑事の本間俊介は、ある時に亡くなった妻の遠縁に当たる栗坂和也という青年と久しぶりに再会します。突如として失踪してしまった婚約者・関根彰子を探し出して欲しいとの個人的な依頼です。平凡な人探しで終わるはずでしたが、本間は彰子の行方を追っていくうちに彼女に隠された壮絶な過去に辿り着くのでした。, 本間俊介は勤務中に強盗団の一味から銃撃を受けてしまい、現在では負傷した膝の痛みと戦いつつリハビリに励んでいました。 関根彰子の戸籍を捨て木村こずえの戸籍を乗っ取るべく準備を開始。, 喬子の行動や目的は本間の推理した内容通りなのだと思いますが一応残された謎もあります。, <関根彰子の頭部の遺体は?> 管理人への問い合わせ, 自分が読んだ小説や漫画、プレイしたゲームについて面白かったものを紹介していいきます。. 誰しもがカード1枚でお金を借りて好きなものを何でも買うことが出来る、現代社会に潜む落とし穴には考えさせられます。登場キャラクターたちの中にも金銭感覚にルーズな人たちは見当たらずに、寧ろ真面目過ぎるくらいです。 2011年(平成23年)11月5日の21:00〜23:11に「宮部みゆき原作 ドラマスペシャル『火車』」として放送された。製作局は1994年(平成6年)版と同じテレビ朝日。 [ad], 関根彰子の名前が使えなくなった今となっては、喬子は次のターゲットを選んでその女性に接触してくるはずです。 間もなく結婚する予定だった関根彰子という女性が突如として行方を眩ませてしまったために、その居場所を突き止めて欲しいとのことです。 関根彰子が過去に自己破産していることが和也にばれて失踪。, <1992年1月15日~> 戸籍を乗っ取った関根彰子の弔いをするために、関根彰子の母校を訪問。, <1992年1月15日> 通販会社ローズラインに戸籍乗っ取り候補の個人情報を入手する目的で就職。, <1988年5月~8月> 詳しいプロフィール | 本間は喬子が21歳の時に3ヶ月の間だけ結婚していたことを知り、現在では三重県で暮らしている男性・倉田康司を訪問しました。, 倉田の話では喬子は福島県郡山市内で生まれ育ちましたが、父親が住宅ローンの支払いに苦しんでいたために夜逃げをしたようです。 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. 戸籍乗っ取り候補である関根彰子の母親が事故で死亡する。この事故により関根彰子は身内がいなくなったため、戸籍乗っ取り候補を木村こずえから関根彰子に変更する。, <1989年12月> 著者:宮部みゆき 1991年2月に出版芸術社から出版龍は眠るの主要登場人物高坂昭吾(こうさかしょうご) 主人公。もとは全国紙の記者。婚約者の小枝子とのトラブルで週刊誌に左遷される。稲村慎司(いなむらしんじ) 高校1年生。 物体に残された思念... 「理由」 のあらすじを起承転結で短く簡潔に解説!ストーリーのネタバレ注意!→東京の高級高層マンションで転落死と殺人事件が起こり、マンションの事件関係者が大勢登場します。この話には明確な主人公は特におらず、事件関係者へインタビューをするような形で話が進みます。事件関係者たちの話…, 「とり残されて」 のあらすじを起承転結で短く簡潔に解説!ストーリーのネタバレ注意!→恋人との挙式を控えて幸せいっぱいだった「わたし」の人生は、ある日突然に発生した交通事故によって一変します。愛する人を失った哀しみから復讐に憑りつかれていくわたしが目撃したのは、小学校を彷徨う不思議な少…. 模倣犯の事件から9年が過ぎ、まだそのショックから立ち直れていない前畑滋子が主人公。, いわゆるサイコメトラーであったかどうかの確認という依頼が、知られざる事件の真相を紐解いていくことになる。, 楽園(上) [ 宮部みゆき ]価格:820円(税込、送料無料) (2017/1/8時点), 等は、子供のためのボランティア団体あおぞら会での活動の際に三和明夫に遭遇していた。等は、明夫の頭の中の土井崎茜の死を見た。それを絵に描いていた。三和明夫は茜の彼氏で茜の死の真相を知っていた。等に意味は分からなかったかもしれないが明夫の記憶には、悲哀の色がついていた。この女の子が家から出られなくて悲しいのだとも言っていた。, 土井崎夫妻が茜を殺害したのは、茜が単なる不良だっただけでなく、明夫とともに人として許されざる犯罪を犯したからである。明夫の運転で田舎の夜道をドライブしていた際に若い女性をはね、痛がって立ち上がれなくなっている女性を病院に連れて行くといってふたりで後部座席に運び、茜は女性から金品を奪った。その後道端の小屋へ運び、茜は女性の衣服を奪って、明夫が女性に乱暴するのを止めることもせず、ぐったりした女性の生死を確かめずに小屋の裏手に埋めた。その後泥まみれで爪もはがれて帰宅した茜はそのことを両親に話し、その場の勢いで両親は茜を殺害し埋めた。, 茜が姿を消して不審に思った明夫はしつこく茜の両親を問い詰め、両親は殺害を認めてしまったため、明夫は真相を知っていた。そのことで以後16年両親を強請り続けた。, 明夫は、その後も性犯罪を含む様々な犯罪を繰り返し、刑務所にも入った。そんな明夫が子供のための団体であるあおぞら会の活動に参加していた理由は、あおぞら会を運営している親会社の会長が伯父の金川一男であったからだ。金川は問題のある明夫を立ち直らせるという理由で無責任にもあおぞら会に一時期参加させていた。, 物語の始まりは、等の母・萩谷敏子が、事故死した等に超能力のようなものがあったのかどうかを確かめたい、とライター・前畑滋子への依頼であった。滋子の結論は、等には人の頭の中を見ることができる能力があった、である。等はいわゆるサイコメトラーであった。, 宮部みゆきさんの作品で、超能力系というと「火車」を思い出います。燃やしてしまう能力があるインドの人をテレビで見たことがあってあのときも宮部みゆきの話だ、と思ったものです。宮部さんの小説は、内容というよりもただずっとこの物語を読みたい続けたいと感じます。, 楽園に出てくる能力は、読み取る能力で、外国では犯罪捜査に活用されたりするそうだが、日本ではどうなのだろう。, しかしながら、小説では、サイコメトラーという部分よりも、そういった能力を持たないふつうの人たちが引き起こした痛ましい事件と家族や親子の愛憎が物語の中心になっています。, この楽園が続編となる「模倣犯」のドラマが、2016年9月に中谷美紀さん主演でテレ東で放送されたのを見て、楽園を読みました。, ずっと昔に見た模倣犯の映画が、正直あまり好みじゃなくて、楽園も模倣犯つながりと聞いてなんとなく読まなかったんです。いや、小説はすごくおもしろかったのですけれど、だからこそ落胆が大きかったとでもいうか。好みですよね(笑, 模倣犯(5) [ 宮部みゆき ]価格:810円(税込、送料無料) (2017/1/8時点), しかしながら、中谷さんのドラマが思いがけずとてもよかったので、読んでない楽園も読みたいと思って、すぐに楽園を購入しました。ドラマは中谷さんが主演ということで見たのですけどね。なんかリベンジした気分でした(笑, 配役を見ると、小説イメージしていた人とだいぶ違うけれど、きっとドラマはドラマで面白そうです。WOWOWの連続ドラマWシリーズ、地上波とは違ってけっこう暗い感じが多いけれど、素敵な役者さんばかり出ていて面白いですよね。, いやすでに、弁護士が女性とか、等本人と前畑滋子が実際に会うこととか、敏子が53歳よりふけて見えないこととか、土井崎夫妻が蚤の夫婦でないところとか、イントロの時点でだいぶ違っている。, 模倣犯事件の呪縛からの開放や楽園というタイトルの意味なども盛り込まれているようです。, 楽園というタイトルの意味、今はわたしには明確にわかってなくて言葉で説明することもできないけれど、ドラマを見終わるとまた原作者以外のこの物語の理解を知ることになって違った気持ちになるのかもしれない。, finaltanteiさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 更には複数の金融機関やクレジットカードの会社に負債を抱えていて、過去には自己破産までしていることが判明しました。 木村こずえの戸籍を乗っ取るため、木村こずえの姉を殺害するべく放火事件を起こす。しかし目論みは失敗しこずえの姉は死亡せず植物状態になる。, <1989年11月25日> 本間が彼女の勤務先である金銭登録機を扱う問屋を訪ねてみましたが、無断欠勤が続いているようで手掛かりを掴むことが出来ません。 宮部 みゆき (みやべ みゆき、1960年12月23日-)は、日本の小説家。 東京都 江東区生まれ。 日本推理作家協会会員 。 日本sf作家クラブ会員。雑誌幻影城ファンクラブ「怪の会」元会員 。. 喬子の父が住宅ローンを返済できなくなり、借金の取立が厳しくなったため一家離散する。 ローズラインを退職した後の喬子の行方は片瀬にも分からないようでしたが、本間は彼女が関根彰子を殺害して入れ替わったことを疑っています。 。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, このショッピング機能は、Enterキーを押すと商品を読み込み続けます。このカルーセルから移動するには、見出しのショートカットキーを使用して、次の見出しまたは前の見出しに移動してください。, 足を銃で撃たれ、休職中の刑事・本間が、亡き妻の従兄弟・和也から、彼の婚約者が失踪したことを相談されてからの約3週間を描く小説。, 知り合いに薦められて初めて宮部作ってのを読んだが、新城喬子の殺人心理がどうしても理解出来ない。最初は面白くてどんどん読んでいったが、途中しーちゃんが既に死んでるってトコから違和感が出てきた。殺人の動機が怒りや恨みや復讐、あるいは銭ではなく別人になる為って…リアリティーを欠いたまま最後まで突っ走るとは…散々新城喬子思春期や性格に迫っていたのに…辻褄合わせの感が否めない。あの時代なら銭を出せば戸籍も買えたし、同じ境遇のしーちゃんを冷静にバラバラにできた?なら殺人鬼としての素質を幼少期や思春期にも描写しないと…喬子の性格本体がまるで見えない。モヤモヤの残尿感が抜けない作品でした。, 私がこの小説で白眉だと感じたのは、必死に身分を偽り人妻となった立場が危うくなった時の様子を夫が語るこの場面だ。, すぐ届きました。シミ、よごれ、折シワ、書き込み等なく、良い状態でした。しかし、触れなば落ちん風情で、頁は茶色い。宮部みゆきさんの小説にはまってて、あんじゅう、おまえさん、など、読みました。現代物の推理小説「火車」は、あまりにも面白くて、2度目を読み終わりました。松本清張さんの「点と線」を思い出してしまいました。あれも、何度も繰り返して読んだ作品です。執筆の前段階の組み立てが余程緻密で、サラ金地獄が社会問題になった背景など、よく調べられていて、とても説得力があり、犯人の陥った精神的な世界が、自然に理解できるようになってます。なにより、著者の優しいお人柄が、本間刑事の言葉によく表れていると思いました。しかし、当然ながら、文章の運びも軽やかであり、宮部さんは、落語の世界にも通じていらっしゃるのではないかと、感じました。星⭐️⭐️⭐️の, おすすめされているので読んでみましたが、正直、過程を楽しめるのみで、なんとも言えない読後感でした。, 最初の方は、普通に読んでいた。途中から、金融などの説明が多くなり、どうでもいいと思った。そして、その説明が長い。飛ばすしかなかった。. 本間俊介(ほんましゅんすけ) 休職中の刑事。 小説の感想です。 2001年出版(日本) 著作、宮部みゆき 高校生の塚田真一は、犬の散歩の途中、公園で人間の片腕を発見する。そこから明らかになる連続誘拐殺人事件。失踪したと思われていた女性たちは殺されていた――。片腕とは別に発見されたハンドバック の持ち主・鞠子の祖父、義男。 本間が面会を取り付けてカマをかけてみると、たちまち片瀬は全てを白状します。 本作は文庫本にして700P近くありましたが長さを感じることは全くなく読めば読むほど引き込まれていきました。, 今回の記事ではヒロイン?である新城喬子の足取りと残された謎を振り返ってみたいと思います。, 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。, 女優のような美人でありながら両親の借金が原因で家族がバラバラになった過去を持つ女性。, いまだに借金取りにつきまとわれる人生から決別するために「新城喬子」の戸籍を捨てて他人の戸籍を乗っ取って生きていくことを決意します。, 最後の最後に新城喬子の居所を突き止めますが胸中が語られる前に本作は終了しますので、何とも言えない余韻が残るところもポイントでしょう。, <1983年春> 本間俊介(ほんましゅんすけ) 休職中の刑事。 栗坂和也(くりさかかずや) 俊介の妻・千鶴子の親戚。銀行員。 関根彰子(せきねしょうこ) 和也の婚約者。事務機問屋に勤務。 新城喬子(しんじょうきょうこ) 通販会社に勤務。 木村こずえ(きむらこずえ) フリーター。 郡山の役場の戸籍から現住所を突き止めた取り立て屋は新婚先にまで押し掛けてきたために、敢えなく離婚となってしまいます。倉田は喬子を守り抜くことが出来なかった罪悪感を打ち明けつつ、本間との面会を切り上げました。 由美子の自殺を知り、滋子を始め、真一も義男も、相手を追いやってしまったという気持ちを持ちます。 そして、ヒロミとカズを犯人と決めつけたルポを書いていた滋子は、最も深く心に傷を受け、自分を許せなくなります。その感情が、ピースを倒す力につながるのは、せめてもの救いかもしれません。, 滋子はピースが真犯人だと気づき、単身、山荘に乗り込もうとします。寸前で警察に保護されてしまうのですが(笑)。 ここで捕まらなかったらと思うと、薄ら寒い思いがします。だって、ピースの山荘ですよ。怖いじゃないですか。女性が一人で乗り込むなんて。, 滋子は、ピースの山荘のことを秘密にすることを警察に約束します。その代わり、必ず、あいつを捕まえてくださいと。頭を下げるのです。, そんな中、滋子はピースと真っ向勝負する場を与えられます。テレビ番組で共演することとなったのです。 その中で、ピースは滋子を由美子の自殺の犯人にするだろう、と手嶋編集長はいいます。 だが、みんなそれほどバカじゃない。はたから見れば、責任転嫁しているように見えるだろうと。でもそれがわからないのだと。 手嶋編集長も、ピースの本性に気づいているようです。, 言葉はきついが手嶋編集長、いい人です。 スキャンダルだらけで雑誌にも迷惑をかけているであろう滋子にこれだけの言葉をかけてくれるのですから。, 編集長の言葉と、秋津刑事たちとの「約束」を胸に、滋子はテレビ局へ行きます。 一発、ピースをぶん殴ってやる覚悟で。もちろん精神的に、ですが。, でも滋子は秘密を守る。約束を守る。 今までたくさんの失敗をしてきた。その中でたどり着いたのがこの約束。, 由美子の死への怒りが滋子にピースを倒させた。だからこの自殺は必要。でも悲しいです。あまりにも。, 番組に出る前に、一緒に出演するベテランアナウンサー(向坂)に、滋子は声をかけられます。 テレビ局も面白ければそれでいいと考える人間ばかりが集まっているわけではない。真実を求めるものもいる。と。, 二人の間にしばし流れる時間。アナウンサーも気づいていたのです。ピースの、網川浩一のうさん臭さに。, いろいろな人の想いを胸に、滋子は足を踏み出します。自分が叩かれることを望む大衆の前に。闘わなければならない真犯人の男の前に。, 番組内では、網川が想像する現実よりも、網川を非難する声も多くありました。 乗っかる人間だけではなかったのです。 内心ではさぞやイライラしたことでしょう。, こうやって見ていると、間際までピースを妄信してきたヒロミはピュアだったんだろうなとつくづく思います。皮肉ですが。 そして、生放送番組の最後。残り時間の限られる中、ピースよりも先に滋子がコメントを求められます。, そして、滋子はある一冊のノンフィクション本を取り出します。その内容が、今回の事件とよく似ていること。, これは滋子の作り話です。実際はまったく違う内容ですが、うまく嘘をついて見せたのです。, ここからのピースのキレっぷりが面白いです。ここの感想ではだいぶ省きますので原作必見です。, ひとこと言うたびに胸を叩いたという表現が面白いです。 あんなに嫌な奴なのに、可愛いじゃねーかピース、と思ってしまいました。ここにきて萌えさせてくるなんて、恐ろしい子……!, 最終的に「僕は模倣犯じゃない」と叫ぶピース。やってしまいました。 テレビの前で、生放送の現場で、ピースはこらえきることができなかったのです。 まさに、自爆(だから映画版はああなったのか)。, 最後のブチ切れが安易だ、あっけない、リアリティがないという人もいるかもしれません。 しかし彼の気持ちがわかるクリエイターは多いのではないでしょうか(笑)。実際、パクっただパクられただと作り手が激高する事件ってよく見ますし。自分は激高はしませんが、身に覚えのないことを言われたら否定はしたくなると思います。 クリエイターは「パクリ」と言われるのを最も嫌う。 そのあたりの心理を突いた見事なエスプリの効いたオチだと思います。, それにしても、フィクションでは多い何でもやっちゃうイカレた芸術家とマッドサイエンティストのイメージってどこから来ているのでしょうね(笑)。どちらも大好物なんだぜ?, ピースはテレビ局の一室に立てこもります。 控室で待機する滋子に、別れ話をしたはずの昭二から電話がかかってきます。 無事か? と。 やっぱり優しい人です。 きっと、滋子にも同じように父が倒れたときにいたわってほしかったのでしょう。, それにしても、HBS局、お手柄ですね。最初の電話から最後までずっとこの局が事件のある意味での舞台となっています。大変ですが、おいしい役どころです。, そう思いつつも、真一くんは動揺しています。私でも動揺すると思います(小並感)。 真一くんの電話を義男が取り上げ、代わりに話をします。ここでの義男じいさんの説教は名言のオンパレードです。, ピースが子供のころにしてもらえなかった説教を義男が今、しているのです。 こうやって最後に叱ってもらえたのは、彼にとって幸せなことだったかもしれません。ピースの心にも少しは届いていたらよいなと思います。, その後にある、樋口めぐみと真一くんのやりとりも感動的です。あんなにめぐみを避け、嫌悪していた真一くんが、自らめぐみのところへ行くのです。, 真一くんの優しさがめぐみだけではなく、読者である私にも通じてきてじんわりきます。 あのめぐみともほんの少し、ほんの少しの部分だけ心が通った。人間は誰とでも、もしかしたらわかりあえるのかもしれません。そういう、希望を持つことのできるシーンでした。, 死んだ後もこんな風に、中学の頃の先生に言ってもらえるなら、カズは救われるように思います。昔から今に続くまでちゃんと、彼のよさをわかってくれる人がいたのです。 この先生にとっては、やるせなくてつらい現実ですが……。, カズがイイ人だったことは、悩み相談の電話などいろいろなことが、世間的にもこれから証明していってもらえるでしょう。 でも、ヒロミくんが苦しんでいたことは誰にもわかってもらうことができない。そこが可哀想だなと感じます。, ヒロミを見捨てなかったカズを愚かだと多くの人が思うでしょう。けれど、カズがいてくれたから、ヒロミくんは最後に改心できた。たとえ死ぬ直前でも、それは大きな意味のあることです。そして、もっと早くチャンスがあれば、ヒロミは道を外さずに救われたかもしれないのです。 見捨てるばかりがよかったかはわからないと思います(自分の身を壊してまで、近くにいる必要はありませんが)。, 女の子の幽霊は目の病気ではなかった。 けれど、病気なのは間違いないです。病気なら治療すれば治ります。そのヒロミくんの考えは間違ってはいなかったのです。 誰かが適切に治療して、彼の心を救ってあげれば……と思わずにはいられません。, ヒロミくんにはカズがいましたが、ピースには誰もいません。 悪いことを悪いとも言ってくれない。後戻りできない道から引き戻してくれる人もいない。 ピースは悪いやつですが、ある意味、一番可哀想かもしれません。誰にも助けてもらうことはできないのだから。 もしかしたら、ピースはヒロミに助けてもらいたかった、寄り添う相手になってもらいたかったのかもしれません。けれど、彼は心を開くことができなかった。だからヒロミにはピースの痛みが最後までわからなかった。気づけていたら、また違う関係になっていたかもしれません。 小学校からの幼友達。やっと転校先で見つけた気の合う仲間。女の子の幽霊の退治。「もっと誇りに思った方がいい」――全部が全部嘘だったということはないでしょう。 ヒロミについて映画版では、「ピースは傍にいてあげたい。カズには傍にいて欲しい」という心情で役者さんは演じていたそうです。 すごく親心のある解釈だなと思いました。, 義男さんや、娘の真知子にも変化があります。 精神を悪くしてしまった真知子もよくなると。 茂にも気が咎める部分があると、義男はそういう風にも思えるようになったと。, その中で、ずっと冷静で老成していた義男さんが最後に取り乱すところが、涙を誘います。, 今作品もですが、宮部みゆきさんはとても道徳意識のある作品を書く作家さんだなと思いました。その反面でヒロミやピースのようなキャラが描けるというところががすごいです。, 読み終わった時にとても感動し、心が高陽したのですが、ハードカバーで読んだから余計によかったのかもと思いました。この厚みが、物語に没頭させてくれた気がします。 思い入れがある作品なら、文庫本よりハードカバー。ビデオよりスクリーン。今までそういう価値観を持っていなかったけど、そう思った作品でした。 もちろん、面白い作品はどんな媒体で観ても、面白いものですが。, 犯罪の被害者になったり。誰か知り合いが死んでしまったり。『模倣犯』はそういうつらいこことがあったときの心の守り方が描かれている本だと思いました。, 島田つき。水面と水底をたゆたう物描き。 「絵描き」と「物書き」で物描き(ものかき)です。絵本「その先と」小説「狐と狸の迷画座劇場」等販売中。島田つき公式サイト.